適当に、つらつらと

日々思った事等を適当に書いていければと。

子供に読ませたい本、ねぇ

はてブで見かけた
こちら
「子どもに読ませたい本」から感じる違和感 - やわらか図書館学
とこれ
「子どものための本棚作り」というのをずっと密かにやっている - 脱社畜ブログ
を読んで、ふと自分の子供時代はどうだったかを思い出してみる。

とは言え、自分も本を読むことについて親から強制された記憶は無い。
ただ、本棚には絵本と一緒に親の蔵書である「ニュートン」や「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズや考古学関連の本が一緒くたにされて置かれてあったのは覚えている。
あと、漫画本もあったのだけど、そちらは押入れの中に収納されていて、探さないと見つけられないようにされていたくらいなか?
(その中に親父が未だに愛読しているゴルゴ13シリーズもあったから、今思えば隠されていたのは当たり前だとも思っている。まあ、小学生の頃から押入れから引っ張りだして読んでいたがw)

両親揃って読書家だった為なのか、本が身近にある生活が当たり前だったし
暇な時に理解出来ないながらも棚にあったニュートン別冊の図を見たりして胸をときめかせた記憶もある。
そのお陰(?)なのか分からないが、今ではすっかりSF好きになったし
考古学や歴史についても一定の興味は持ち続けている。
ただ、後者についてはそこまで熱心ではなく、興味はどちらかと言うと寺社仏閣寄りだったりするが。

まあ、そんな感じで読書や趣味に親の影響がある事は否定出来ないのだけれど
親から強制された訳では無い事は確かだ。
多分、強制されてたら反発してたと思うけど、そんな事は一度もなかったと記憶しているし
自分の読書ジャンルに口出しされた記憶も無い。

そして自分と同じ環境に居た妹は少女漫画とメジャーな少年漫画ぐらいしか読んでないけど
やっぱりそっちも何も言われてないし、自分も言うつもりはない。

まあ、何というか
本ってのは強制されて読んでも面白く無いよね。
確かに、自分が好きな作品とか薦めたくなるけど、無理やり薦めても意味は無いし
例え強固に薦めて読んでもらっても、それだけじゃ意味が無い。
小説でも漫画でも技術書でも学術書でも、読むのなら根底に「楽しさ」が無いとダメだと思う。

だから自分も他人に本を薦める事は滅多にない。 自分が面白いと思う本を相手も同じように感じてくれると思えば、その限りではないけど。

そんな感じで、興味を持った本を読めばいいんじゃないかな?
その為には、色んなジャンルの本を置いて、どの本に興味を示すのかじっくり待てばいいと思う。
そもそも本に興味を持たくてもそれでもいい。

どんな名作だって、強制されて「読まされる」となると面白く無いし、内容も頭に入ってこないからね。
興味を持ってくれるのを気長に待つのが一番だと思う。